ゼルダの伝説〜無限の砂時計〜のレビュー
DS 任天堂



トワイライトプリンセスにがっかりしたので、
今回のDSゼルダ無限の砂時計もスルーしようと思っていましたが、
なにやらえらく評判がいいので、買ってみました。

舞台は風のタクトの後のお話らしいですが、
ハイラルを救った英雄という設定と、リンクの強さは無しでお話が始まりました。
剣、盾やブーメラン、弓などは所持しておらず、
HPとなるハートマークも3つとお寂しい限り。
設定のみをタクトの後年と言うことだけで、あくまで単体で遊べると言う感じでした。

トワプリで1番ウンザリした、ハイラル、ガノンやゼルダ、各神殿などが出てこないので安心して遊べましたw
今回助けるべく海賊の親分が、ゼルダ姫というは、まああれでしたがw


ゲーム開始してすぐに、いきなり幽霊船に乗り込んでいき、早速囚われとなるテトラ親分ことゼルダ姫。
あほ姫の警戒感のあまりの無さに、「またお前を助けるのか〜〜」と突っ込みを入れつつ、
ゲームを進めました。
タッチペンだけで操作する本作品。
CMで無地の背景でブーメランを投げるリンク。
これをみた時に「ああ面白いかも」と思ったんですが、
やってみると、これほどタッチペンとゼルダの相性がいいとはいい意味で予測以上でした。
さらに、CM通りに、手持ちの地図にタッチペンで色々書き込め、
それを使った謎解きなど、まさに眼から鱗。
無意味に広くて移動に嫌気がさしたトワプリに比べ、タッチペンを使いリンクを誘導する移動も凄く楽しく、
そして風のタクトで1番不評だった海での移動も、海のマップにタッチペンで航路書き込めば、
船が勝手に目的地まで行ってくれるので楽チンになってました。
その船も、ダンジョンや宝箱、サルベージやショップから船体、船首、いかり等のパーツを買うことが出来、
好みの形に改造することも可能。
ダンジョンはタッチペンでの謎解きもほど良く、理不尽な謎解きは無いので、
詰まったら手持ちのアイテムと回りをよくみてじっくり考えてと言う感じでした。
海と島が部隊なので、あの見飽きたハイラルと神殿が出てこないので、かなり新鮮にゼルダを楽しめました

最初から凄い面白いって感じではなく、やってるうちにどんどんはまってる感じの面白さで、
タッチペンを駆使するだけで、あのブーメランや弓がこれほど面白く操作できるとはって感じでした。

あえて不満な点は、
●ゴロン族が出てきたこと。
製作者がお気に入りなんでしょうか?出す必要すらないですし、いい加減見飽きてるので、出てくるなーと思いました。
●テトラ(ゼルダ)がお間抜けに囚われるストーリー展開。
またこいつをたすけにゃならんのかって感じでした。
いい加減こいつを助ける展開は空きました。

位でしょうか?
DS持ってるならぜひともお薦めしたいゲームです。
近年最高傑作で、神々のトライフォースに勝るとも劣らない出来でした。



評価95点
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